○中頓別町CSIRT設置要綱
令和7年3月28日
要綱第3号
(設置)
第1条 情報セキュリティインシデント(以下「インシデント」という。)に、迅速かつ適切に対応するため、インシデント対応への即応力、専門的知見、必要な情報の収集力等を具備した緊急即応チームとして、中頓別町役場セキュリティポリシーに基づき、中頓別町CSIRT(以下「CSIRT」という。)を設置する。
(役割)
第2条 CSIRTの役割は、次のとおりとする。
(1) インシデント発生時の対応
ア 検知及び連絡受付 インシデントの発生に関する予兆等の検知及び発見並びに内部又は外部からのインシデントに関わる連絡及び報告等の受付を行う。
イ トリアージ 事実関係を確認の上、インシデントが発生したかどうかを検査及び分析により判断し、被害状況、影響範囲等事態の全体像を把握した上で、インシデントの処理に優先順位を付ける。
ウ インシデントレスポンス 初動対応(対応方針の検討、証拠の取得、保全、確保及び記録並びにインシデントの封じ込め及び根絶)の実施、復旧措置(応急対策)の実施及び再発防止策(恒久対策)の検討を行う。
エ 報告及び公表 認識したインシデントについて、内外の関係者(最高情報セキュリティ責任者(CISO)、総務省、北海道、NISC、警察機関等)へ報告し、及び被害状況、影響範囲等に応じて対外的な対応(報道発表及び関係住民への連絡)を行う。
オ 事後対応 インシデントの収束宣言を行い、報告書をまとめる。
(2) 平常時の事前準備、予防等
ア インシデント発生時の対応に必要な事前準備及び予防
イ インシデントの発生を想定した訓練、研修及び演習の定期的な実施
ウ インシデントレスポンス手順等の定期的な評価及び見直し(自己点検)
エ その他CSIRT責任者が定めること。
(PoC)
第3条 インシデントについて庁内外の者からの連絡受付の役割を担う、情報セキュリティに関する統一的な窓口となるPoC(Point of Contact、ポック)を別表1のとおり整備した上で、庁内外に周知し、及び公表するものとする。
(対象インシデント)
第4条 CSIRTが扱うインシデントは、次のとおりとする。
(1) 情報システムの停止等 情報システム、ネットワーク、サーバ、端末等の利用に支障を来す状態
(2) 外部からのサイバー攻撃 コンピューター・ウイルス、不正アクセス、DoS攻撃、DDoS攻撃、標的型攻撃及びホームページ等の改ざんの発生又は発生が疑われる状態
(3) 盗難・紛失 町が管理する重要な情報(住民情報、企業情報、入札情報、技術情報等)の盗難若しくは紛失又はこれらの可能性が疑われる状態(内部犯行に起因するものを含む。)
(体制)
第5条 CSIRTの体制は、次のとおりとする。
(1) CSIRTにCSIRT責任者を置き、総務課防災・行政デジタル化担当課長をもって充てる。
(2) CSIRTは、インシデントハンドラー、CSIRT要員、外部委託事業者、内部関係者、外部の専門家等をもって構成し、その構成及び役割は別表2のとおりとする。
(3) 外部委託事業者、外部の専門家等については、必要に応じCSIRT責任者が関係機関に依頼し、又は要請等して定めるものとする。
(その他)
第6条 この要綱に定めるもののほか、CSIRTの管理運営に関し必要な事項は、CSIRT責任者が別に定める。
附則
この要綱は、令和7年4月1日から施行する。
別表1(第3条関係)
PoC
PoC | 中頓別町CSIRT(総務課) |
所在地 | 枝幸郡中頓別町字中頓別172番地6 |
対応時間 | 平日8時30分から17時15分 |
電話番号 | 01634―6―1111 |
メール | somu@town.nakatombetsu.lg.jp |
別表2(第5条関係)
CSIRT構成表
構成 | 役割 | |
CSIRT責任者 | 防災・行政デジタル化担当課長をもって充てる。 | インシデント対応の責任者。インシデント対応の作業を監督し、評価する責任を負う。また、CISO、他の組織等との調整役となり、危機を打開し、チームに必要な要員、リソース及び技能を確保する。 |
インシデントハンドラー | CSIRT責任者が指名する者。 | インシデント発生時の、インシデント分析及び対処法の検討、関係部署との調整を行う等、インシデントに対応するCSIRTを実務的な観点から中核として支え、対応方針を検討し、インシデントハンドリング全体に係るプロジェクトマネジメント等を行う。 |
CSIRT要員 | 各所属のシステム担当者のうちCSIRT責任者が指名する者 | 検知・連絡受付、トリアージ、報告・公表、インシデントレスポンス、事後報告の段階でインシデントハンドラーを補佐し、インシデント対応に当たる。 |
外部委託事業者 | システムベンダー(開発事業者、運用・保守事業者等)、ISP、ASP、クラウド事業者等契約関係のある外部の事業者に対しCSIRT責任者が支援を依頼する者 | 検査及び分析、証拠の取得、保全、確保及び記録、インシデントの封じ込め及び根絶、復旧措置、再発防止策の検討等に係る一部作業を行う。 |
内部関係者 | 財政部門 | インシデントハンドリングにおける予算対応等を行う。 |
法務部門 | インシデントハンドリングにおける法的対応(契約を含む。)等を行う。 | |
広報部門 | インシデントハンドリングにおけるマスコミ対応等を行う。 | |
外部の専門家 | セキュリティベンダー、NISC、IPA、JPCERT/CC、警察等からCSIRT責任者が支援を要請する者 | 検査及び分析、証拠の取得、保全、確保及び記録、インシデントの封じ込め及び根絶、復旧措置、再発防止策の検討等に係る一部作業を行う。 |
その他 | 上記のほかCSIRT責任者が支援を要請等する者 | 左記にて要請等された内容の作業を行う。 |